完全室内の飼い猫が脱走して1ヶ月後に帰ってきた!

帰ってきた家猫ちいちゃん

脱走して1ヶ月後に帰ってきた完全室内飼いの家猫チーちゃん|お店ドア
帰ってきたちいちゃん

完全室内飼いの猫ちい(チー)ちゃんが、脱走の末ほぼ1ヶ月後にひょっこり帰ってきたということで実例となる経緯を書いていきます。

もし猫が脱走して捜索中の方がおられたら、「猫は必ず帰ってくる」という希望になればいいなと思います。

たくさんのご協力に感謝

「よく似た猫見かけたよ」「うちの倉庫で似た猫が休んでたよ」「学校に行く途中で良く似た猫ちゃんを見かけたよ」などなど、親切な方々がたくさん情報を寄せてくださいました。いただいた情報の中に本当にちいちゃんがいた可能性があります。

様々な形でご協力くださった皆様に、まずは心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

家猫が脱走して帰ってくるまで

ほぼ1ヶ月近くあの手この手で大捜索をしてかなり疲れてきて、諦めムードになっていたある日、突然に外でかすかな声が…

「にゃー」

帰ってきた!

ということで、脱走から帰宅まで書いていきます。

完全室内飼いの高齢猫が脱走

家猫ちいちゃんは高齢|お店ドア
ゆるい猫ちいちゃん

脱走した家猫ちいちゃんは約13才、人間で言えば68才ぐらい。オスで去勢済み。完全室内飼いではありますがたまに脱走に成功。でもいつもなら数時間経つとすぐに戻ってくるのが普通でしたが…

脱走日数は約1ヶ月

ところが今回の家出だけは例外。脱走してから約1ヶ月帰ってきませんでした。正確には25日間です。

季節としては2月初旬〜3月初旬。寒い日も雨の日もあり、最低気温は0度前後、最高気温も9,10度程度。室内飼いの猫にとっては外の世界はかなり過酷だったでしょう。

逆に言えば、こんな状況で1ヶ月経ったとしても帰ってくる可能性があるとも言えます。

家猫は脱走すると食べ物に困る

当然、食べ物にも困ったはずです。夏であれば虫とか食べるかもしれませんが、今回は冬の季節で外はほとんど食べ物がないはず。もしほぼ放し飼いの猫や、野良猫だったらどこに行けば食べ物があるか、どうやったら食べ物を獲得できるか、どこに水があるかなどなど良く知っていると思いますが、完全室内飼いの家猫はそんなこと知らないでしょう。

ちいちゃんは若い猫とは違って、動きものっそのっそと緩くちょっとどんくさい子です。狩りとか絶対ムリだろうなぁ。

帰ってきた日の様子

脱走して帰ってきた日、餌を二杯平らげた家猫ちいちゃん|お店ドア
帰ってきた日、お腹ペコペコでおかわり

ちいちゃんは帰ってくるなり、大急ぎですみっこの方へ行って隠れてしまいました。外で相当怖い思いをしたのかな。

数時間経つとなんだか少しずつ思い出してきた様子で、姿を見せるように。ただ思った通りほとんど食べてなさそうで、背骨が浮き上がるくらいガリガリに痩せていて持ち上げるとびっくりするくらい体重が軽くなっていました。体重を測ってはいませんが、家出前は5〜6kgなので帰ってきた日は多分3キロくらいだったはず。

ご飯をあげるとバクバクと一気に食べて、おかわりまでペロリ。

脱走して帰ってきた家猫ちいちゃんは疲れてぐっすり|お店ドア
疲れてぐっすり

そのあと、ちょっと落ち着いたのか箱の中で丸くなってスヤスヤ。そろそろダンボールを新しくしようかな。

ひとまず今回はここまでですが、実はちいちゃん、ちょっと困ったことになったのでそれは次の記事へ。

【次の記事】「猫ちいちゃんが口内炎っぽい…ちゅーるやマウスクリーナーで経過観察

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