1ヶ月後に帰ってきた猫ちいちゃん

猫ちいちゃんが口内炎っぽいので対策と経過観察

口内炎で口の中が痛い猫のちいちゃん|お店ドア
痛い…

前回の記事で書いた通り、完全室内飼いの猫ちい(チー)ちゃんが、めでたく帰ってきたのですが恐らく口内炎で口の内が痛くてご飯が食べられなくなってしまいました。

今回は獣医さんに診てもらった上で、できることはやってみて自然に治ることを期待しています。今回のブログは実際にやってみたことや観察を記録していきます。

(注)猫や犬の口内炎は深刻な原因が隠れていたり、口内炎ではなく別の病気かもしれないので信頼できる獣医さんに診てもらうことをおすすめします。

猫ちいちゃんが口内炎?口の中が痛そう

口内炎で食事中に口の中が痛い猫のちいちゃん|お店ドア
口の中が痛い…

猫のちいちゃんは遊びまくって帰還して数日経ったある日から、口内炎ができてしまった模様。食べる時に時折、首をかしげて口をおえっと開くようなしぐさをします。そうこうしているうちに口の中があまりに痛く、食欲がなくなってご飯を食べなくなってしまいました。

考えられる原因(ちいちゃんの場合)

獣医さんに診てもらいに連れていったところ、歯が一部欠けて?割れて?いることも判明。もしかしたら食事のときに神経に刺激を与えてしまっていることが一因かもしれないとのことでした。どうやら原因は1つではなさそうです。

ちいちゃんの場合は約1ヶ月というながーい期間のお遊びから帰ってきてガリガリに痩せていたので栄養失調で免疫が落ちてしまったのかなぁ。

ちなみに以前のネコちゃんは歯肉炎や歯槽膿漏で痛がっていたので今回もそちらを疑っていましたが、ちいちゃんはとくに口臭は気になりませんでしたし、よだれも出ていません。

口内炎で食べないのでまた痩せてきた…|お店ドア
痩せてきた…

帰還して数日はいつものカリカリを食べていたんですが、痛くなるにつれて口をつけなくなりまた痩せてきてしまいました。

さて、困った…。どうやったら食べてくれるのか…

ちゅーるは食べてくれた

猫の口内炎の食事でちゅーる|お店ドア
口内炎でもちゅーるはやめられない

そこで、もともと大好きだったCIAOちゅ〜るを出したらなんと一本ペロリ。

やはりちょっと痛がるそぶりがありました…が、それでも一本完食したのでちゅーるの力はすごいなあと感心。ちなみにちゅ〜るは「下部尿路配慮」のまぐろ味を選択。

後で知ったのですが、ちゅーるって「総合栄養食」バージョンが出ているんですね。栄養がバランスよく配合されているということなので猫バージョンのカロリーメイトといったところでしょうか。今度はこちらにしよう。

まずは栄養をしっかりとって体力をつけることを目指します。

食べてくれるようになったとは言っても、主な食事を全部チュールにするわけにはいかない。さてどうしよう。口内炎をなんとかしないと。

そこで、ずいぶん前に買ったことがあったあるものを思い出しました。

KPSマウスクリーナーを購入した

猫の口内炎にKPSマウスクリーナーを水に混ぜて飲ませた|お店ドア
KPSマウスクリーナーの大容量ボトル

それは犬猫用のマウスクリーナーといって、少しピンク色の液体で飲み水に少し混ぜてやればいいだけのとても簡単なもの。薬ではなく犬や猫ちゃんの口の洗浄が主な目的だそうですが、そのまま飲むように作られています。

そして長期間、毎日続けることが勧められています。

  昔、飼ってたネコは少し口臭があって歯周病っぽかったのでこれを試してみたところ軽減されたので今回もそうなると嬉しいんだけどなあ。

マウスクリーナーといっても、ガムデンタルリンスのようなマウスウオッシュとは全く別物。アルコールは含まれていません。ボトル側面にはこんな原材料が書いてあります。

この中の天然レッドビート(赤カブの一種らしい)はサプリメントビタミン剤に使われているようです。これがもしやビタミンを補ってくれるのではないか、そして歯周病予防になるんじゃないかと考えたのです。さらに亜鉛が歯石にも良いのではないかというレビューもあったので期待大です。

以前は、少量ボトル(約237ml)の方を買ったのですが今回は思い切って大容量ボトルに手を出してしまいました。

デメリットは値段が高いこと

ただ値段が高いことがデメリット…。当時でさえ100mlあたり約1500円だったような…。結局それで続けられなかったんですよね。

毎回の分量として「飲み水300mlに対してマウスクリーナーを5ml」と記載があります。仮に毎日水を換えてやったとして5mlずつ使っていくと、237mlボトルだと約47日(1ヶ月半)ほどで空っぽになってしまいます。水飲み場が2つだったらなんと1ヶ月もちません。

特に暖かい季節になっていくと水の鮮度には気をつかい、鮮度を保つために頻繁に換えてやるのでそれだけ多く消費します。

大容量の3750mlを購入

今回はKPSマウスクリーナー「大容量」のボトルを思い切って買ってみました。原産国はアメリカなので単位は1ガロン(3750ml)と表記されています。内容量は4リットル弱。

3750mlボトルの値段は一本12,000〜13,000円位なので高額に思えますが、実は小さなボトルを何度も買うよりはるかに経済的。

もしお店で237mlのボトル(1本2,500円の場合)を毎回買っていくと、なんと約19本分に相当…。値段にするとなんと47,500円にもなってしまう驚愕のプライス…。

その点、1ガロンボトルならその4分の1ほどの値段で買えてしまいます。量をまとめ買いできるのもいいです。消費期限は約2年半ありました。でも劣化してもいけないので保管は涼しくて日の当たらないところに置いておこうと思います。

毎日つづけて、はやく良くなってくれたらいいんだけどなあ…。少なくとも口臭の予防になりそうなのでいつかやらねばと思っていたので良い機会になりました。実は結構、ヘビーユーザーが多いみたいです。

マウスクリーナー「大容量」と「小容量」のリンクを貼っておきます。

食事と経過観察

初期(3月15日)

口内炎で食べられなくて寝てばかりの猫ちいちゃん|お店ドア
食べられないので寝てばかり

この頃は痛くてほとんど食べられないので日向ぼっこして寝てばかりでした。いつ見ても寝てるので気になってつい撫でてしまいます。

食事といえば、ちゅーるとふやかしたカリカリに猫用ふりかけをかけたご飯を少しだけ食べています。普通のカリカリは全く見向きもしません。

約1ヶ月経過(4月16日)

猫の食事のカリカリに水を加えてふやかした|お店ドア
カリカリを水で柔らかくしてみた

いつものカリカリご飯に水を加えてふにゃふにゃに柔らかくしてあげてみると少量ではありますが食べるようになりました。まだ痛がりますが若干良くなった?のかもしれません。

あと、猫用の美味しいふりかけもかけてあげました。だんだん贅沢になってきてるような気もしなくもありません。

器用に美味しいふりかけだけ食べてることもあります…。まったくもう。

この前日からマウスクリーナーをすべての飲み水に混ぜてやるようにしました。投入するのは少量なので味の変化はほとんどないはずです。きっと。

約3ヶ月経過(5月28日)

固い食事のカリカリも食べられるようになった|お店ドア
カリカリも食べられるようになった

3ヶ月くらい経つとカリカリも食べられるようになりました。食べる量も少しずつ増えていっているのでちょっと安心です。完全には治っていませんが、痛がる様子はあまり見られなくなったように感じます。

マウスクリーナーを始めてから約1ヶ月半ほどですが、その水も普通に飲んでくれています。

ここまでの観察と経過を通して

口の痛みがだいぶ良くなった猫のちいちゃん|お店ドア
カリカリ食べて満足げ

結局マウスクリーナーが良かったのか、あるいはチュールなどを食べるようになって体力や免疫がついてきたことが回復につながったのか、それとも両方が回復に貢献したのか、はっきりしたことは分かりません。

でも1つ分かったのは、長期間帰ってこなくてガリガリに痩せて帰ってきた猫ちゃんは特にしっかりケアしてあげることが大切なんだなあということでした。そして早く信頼できる獣医さんに診てもらうと尚安心です。

また今後も書いていきまーす。

【前回の記事】「約1ヶ月後に帰ってきた完全室内飼いの家猫ちいちゃん

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