手打うどん蔵は2019年9月20日から新店舗へ移転しリニューアルオープン。旧店舗から数十メートル隣への移転。
岡山県倉敷市玉島の乙島(おとしま)に手打ちうどん専門店がある。大量生産の機械麺が多い近年、うどん蔵は人の手にこだわり「本物の手打ち麺」が味わえる貴重なお店。出汁(だし)も自家製で、店内で一から抽出するため最後の一滴まで美味しい。
店内に「酢」が置いてあるのも特徴。
・年末は2023/12/30(土)昼まで営業
・年始は2024/1/4(木)から営業開始
- 倉敷市玉島の老舗手打ちうどん
- 手打ちうどん蔵とは
- 持ち帰り(テイクアウト)も対応
- 店内の様子
- 駐車場
- "人の手"で打つから「手打ち」
- 「手作業」でうどん生地を伸ばす
- 茹でたては「揚げたて」と呼ぶ
- 手作業ゆえに営業時間内でも終了することも
- クーポン割引
- メニューと料金
- ランチに日替わり定食
- お米は総社市新本産の朝日米
- ガッツリ定食「天かけうどん」
- 揚げたて天ぷらと釜揚げ「天釜揚げうどん」
- 揚げたて天ぷらとザル「天ザルうどん」
- スタミナ「山かけうどん」
- 定番人気「鍋焼きうどん」
- エビ天「天ぷらうどん」
- 卵入り「カレーうどん」
- 人気「肉うどん」
- 大自然の香り「山菜うどん」
- 卵が優しい「卵とじうどん」
- 他人うどんこと「肉たまごとじうどん」
- 定番「きつねうどん」
- 卵を崩してトロリ「月見うどん」
- 麺を味わう「釜揚げうどん」
- 冷たい麺のコシ「ザルうどん」
- 基本の「かけうどん」
- 倉敷と言えば「ぶっかけうどん」
- 冷や出汁「冷やひや梅」
- やみつき一代目「牛もつ鍋焼きうどん」
- 二代目「鳥我楽(とりがらく)」
- うどん出汁で煮込んだ玉島の「蔵特製おでん」
- 営業時間・TEL・定休日・地図
1974年製麺所時代から続く倉敷市玉島の老舗手打ちうどん
手打ちうどん蔵とは
手打うどん蔵とは、1974年から続く岡山県倉敷市玉島の手打ちうどん専門店。
1974年(昭和49年)当初は「中川製麺所」として営業を開始し現在は「手打うどん蔵」として営業している。
ランチ時はほぼ満車状態で、混雑している状況が多い人気店。自家製の手打ちうどん麺、自家製のうどん出汁(だし)を基本とし、様々なうどんメニューを提供する。
さらに玉島で有名な「しのうどん」と呼ばれる独特なうどんもある。しのうどんは知る人ぞ知る隠れメニューで、おしながきに載っていないにも関わらず根強い人気があるという。
うどんと言えば、おでんも欠かせない。蔵の「玉島おでん」は自家製うどん出汁で煮込んだ逸品。冬でも夏でも一年中提供されている。
さらにお米にもこだわっていて、岡山県総社市新本で生産されている朝日米(あさひまい)を使用している。
忘年会や歓送迎会などイベント時にも利用できる。
持ち帰り(テイクアウト)も対応
蔵のうどんは持ち帰り(テイクアウト)対応。テイクアウト人気メニューは「天ざるうどん」「天ぷらうどん」「鍋焼きうどん」「きつねうどん」。
かけ系のうどんはかけ出汁(だし)が別の容器で付いており、自宅などで加熱する際に付属の出汁を入れて熱々のうどんを楽しめる。ざる系の醤油出汁は薬味と一緒に。
テイクアウト用容器はメニューによりIH対応タイプもしくは標準タイプに分かれる。
持ち帰りの注文方法
持ち帰り(テイクアウト)は電話で予約しその後店頭へ受け取りに行く、もしくは直接店頭にて注文できる。
店内の様子
漫画
うどん屋さんと言えば漫画(?)。
入り口すぐへ漫画がある。待ち時間も退屈しないで済む。
長テーブル席
従来からそのまま、一人でも気楽に座れるテーブル席。
ボックス席
新店舗では以前の店舗にはなかった「ボックス席」も用意された。
家族や友人と向かい合って落ち着いてうどんを食すことができそう。
お座敷
開放感あふれるお座敷もある。
小さな子どもでも落ち着いて座れそう。
一方で、従来店舗にあった大広間は無い。
お店の外
駐車場
店舗に沿って駐車スペースがある。
舗装されていないスペースも駐車可能。
第2駐車場
店舗から西方向へ数十メートル離れたところへ第2駐車場もあるので、こちらも利用可能。
"人の手"で打つから「手打ち」
「手打うどん蔵」という名称のとおり、提供されるうどんは「手打ち」の麺。近年、全てマニュアル化され機械で製麺する店が増えてきた中、本当に「手打ち」と呼べるうどんは非常に珍しくなっている。
事実、人の手で打たないうどんは「手打ち」ではなく“自家製麺”など別の呼び方で置き換えられている。堂々と「手打うどん」と看板を掲げることができるのは、本物の手打ちの証。
「手作業」でうどん生地を伸ばす
うどん生地を伸ばす作業も、「人の手」で行う。美味しい麺にするために、気温、湿度をよく管理しそれぞれに応じた仕方で対処するという。
そういった環境の条件に合わせて、丁度良いチカラ加減で生地を伸ばす工程は美味しいうどんを製麺するのに欠かせない上、高度な技術が必要となる職人技。長年の経験を生かし、絶妙な調整を加えることができるのは「熟練の手」ならでは。生地を伸ばす工程も、オーナーが自ら行っている。
茹でたては「上げたて」と呼ぶ
基本的に注文を受けてから麺を茹(ゆ)でる為、提供されるまでに時間がかかる場合がある。うどんに限っては「提供が早い=良い」とは限らない。
茹で上がるまでじっくり待つものの、出来立てのうどんは新鮮なコシがある。ちなみに、手打うどん蔵では、茹でることを「上げる」と呼ぶ。本当に揚げたてのうどんが出てくると、なんだか得した気分に。待った甲斐を感じる。
手作業ゆえに営業時間内でも終了することも
手打うどん蔵のうどんは、オーナー自ら手作業で製麺し提供する「手作り」のため、1日に提供できる数量に限界がある。混雑する時期は、営業時間内でも売り切れとなることも。
特に、しのうどんは数量限定の為、売り切れとなりやすい。しのうどん目当ての場合は、早めの時間帯に行くと無難。
クーポン割引
手打ちうどん蔵で飲食する場合、クーポンを利用することで飲食代の10%の割引が受けられる。
平成30年7月豪雨で被災された方は半額に
今回の記録的な豪雨により被害に遭われた皆様に深くお見舞い申し上げます。
手打ちうどん蔵では被災された方のお力に少しでもなれればとのことで、被災された方を対象に飲食代金を50%割引く(半額)としている。
割引を受ける際には「罹災(りさい)証明書」もしくは「免許証」など住所が分かるものの提示が必要。尚、他の割引や特典等の併用不可となる。
現在のところ割引適用期間は2018年8月末まで→期間延長(終了時期は未定)。
店内での飲食・持ち帰りでも今回の特別な割引を受けることが可能。詳しくは店頭もしくは電話でスタッフまで。
※ 通常の割引はコチラ→ 割引クーポン
手打ちうどん蔵のメニュー
※ 内容や価格は予告なく変更される場合があります。最新の情報はお店でご確認ください。
ランチに最適「日替わり定食」
うどん(かけ・ざる)、ご飯(新本産朝日米)、本日の一品、おしんこがセットになった日替わり定食。ランチ時にも最適のセット。
お米は総社市新本産の朝日米
ご飯は岡山県総社市新本産「朝日米」を使用。岡山県総社市新本の豊かな土壌で育てられた朝日米は適度な甘みがあるのが特徴という。そのため寿司米として使われることも多い。
この朝日米は、手打ちうどん蔵で提供されるメニュー「ご飯」「おにぎり」「とりめし」「卵かけご飯」「まかないめし」で使用されており、最後の一粒まで美味しくいただける。
うどん定食
ガッツリセット「天かけうどん」
「天ぷらの盛り合わせ」と「かけうどん」がセットになったガッツリ定食。
※ 上位ランク「上天かけうどん」の場合1,360円
揚げたて天ぷらと釜揚げ「天釜揚げうどん」
揚げたて天ぷらの盛り合わせと、熱々の釜揚げうどんのセット。
※ 上位ランク「上天釜揚げうどん」の場合1,360円
揚げたて天ぷらとザル「天ザルうどん」
揚げたて天ぷらの盛り合わせと、ざるうどんのセット。熱々の天ぷらと冷たいざるうどんの相性は素晴らしい。ランチでがっつり食べられる食べ応えのあるセット。夜のビールにも合う。
※ 上位ランク「上天ザルうどん」の場合1,360円
うどん単品
スタミナの「山かけうどん」
暑い季節になると食べたくなる山芋を、手打ちうどんの上にかけたスタミナメニュー。ねばりのある山菜と、ピリッとしたもみじおろしがアクセントに。
ねばりのある野菜は免疫を高めると言われ、夏バテ対策としても人気がある。山芋と共にたまごもうどんの麺と相性良くからみ、蔵の特製醤油とよくかき混ぜていただく。
定番人気「鍋焼きうどん」
いつでも定番人気メニューの鍋焼きうどん。熱々具沢山で食べ応えがあり男性にも女性にも人気。
エビ天「天ぷらうどん」
天ぷら「エビ天」が鎮座したうどん。海老の香りとともに。
卵入り「カレーうどん」
卵が入った根強い人気のカレーうどん。同時に「白ご飯(新本産朝日米)」も注文する人も多いという。
肉大好き「肉うどん」
肉からのダシと丁寧に抽出したうどん出汁のコラボで食欲が一層進む。手打ちの麺は熱々の出汁でも独特のコシがある。
大自然の香り「山菜うどん」
山菜がたっぷり乗った山菜うどん。食物繊維が豊富で、大自然の山の香りが楽しめる逸品。
卵が優しい「卵とじうどん」
卵が散らされた卵とじうどん。卵のやさしい味わいとうどんが絶妙。
他人うどんこと「肉たまごとじうどん」
肉うどんの肉をたまごで優しくとじた別名「他人うどん」。
定番「きつねうどん」
定番人気のきつねうどん。「冷やひや」にも変更できる。
卵を崩してトロリ「月見うどん」
卵が乗った人気の月見うどん。お好みのタイミングで卵を崩してトロリ、うどんに絡めていただく。
熱々うどんを薬味と共に「釜揚げうどん」
上げたてのうどんを熱々のまま「釜揚げうどん」。お好みで薬味を入れ、ダシ醤油につけていただくとうどん麺そのものが味わえるシンプルなうどん。
冷たい麺のコシ「ザルうどん」
熱々のうどんをキュッと冷やした「ザルうどん」。冷たい麺ならではのしっかりしたコシを楽しめる。お好みで薬味を入れ、ダシ醤油につけていただくとうどん麺そのものが味わえるシンプルなうどん。
迷ったらこれ「かけうどん」
蔵の自家製出汁をかけわかめ、かまぼこ、ネギを乗せたシンプルな「かけうどん」。冷やひやに変更することもできる。
※ 地方によっては、かけうどんのようなメニューを「ぶっかけうどん」と呼ぶこともあるとのこと
倉敷と言えば「ぶっかけうどん」
甘からいダシ醤油をかけ、かき混ぜて頂く「ぶっかけうどん」。お好みで薬味を添えていただく冷たい一品。
※ 倉敷ではこの方式のようなうどんが非常に多く見られ名物となっている
季節限定うどん
冷やひや梅
季節限定メニュー。かけうどんの出汁を冷やし、酸っぱい和歌山紀州の梅を乗せた冷たい手打ちうどんメニュー。夏バテでも食欲をそそり、さらっとたいらげてしまうほど。冷製出汁なので小さな子どもでも安心して食べることができる。
一代目やみつき「牛もつ鍋焼きうどん」
【冬季限定】やみつきになりそうな特性出汁と牛もつ、そしてガーリックパウダー(通称:幸せパウダー)が入った鍋焼きうどん「牛もつ鍋焼きうどん」。牛もつから出る独特の出汁が絡み合う。ガッツリ食べ応えがある熱々の逸品。
二代目やみつき「鳥我楽(とりがらく)」
やみつきになりそうな特性出汁と鶏肉が入った鍋焼きうどん「鳥我楽(とりがらく)」。やみつき一代目の牛もつ鍋焼きうどんとは異なり、鶏肉から出る独特の出汁が絡み合う。
「あれもこれも入れたら美味しいのではないか」と楽しく考えながら誕生したので「我楽(がらく)」となった。一代目と同じくガッツリ食べ応えがある逸品。
うどん出汁で煮込んだ玉島の「蔵特製おでん」
港町玉島は瀬戸内海の恵みを受け、昔から海産物が豊富な地域。明治時代には既に水産練り製品が盛んに生産されていたとのこと。海産物は戦後の食糧不足の時代には貴重なタンパク源だった。玉島は歴史ある味噌、醤油、酒等の醸造工場が点在し、養鶏場もたくさんあり、ふたを開ければ玉島地区はおでんの具材の宝庫となっていた。
玉島の手打ちうどん蔵で提供されるおでんは、うどんの出汁でじっくり煮込んだ「うどん屋」ならではのおでん。
営業時間・TEL・定休日・地図
店名 | 玉島乙島 手打うどん蔵 |
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TEL | 086-522-7178 |
住所 | 岡山県倉敷市玉島乙島7283-1 |
営業時間 | 朝11:00〜14:00 夜17:00〜20:00(オーダーストップ) ※ 21:00まで営業 ※売り切れ次第終了 |
支払い方法 | 現金 |
定休日 | 火曜 |
ウェブ | http://kura1974.com/ |
割引クーポン | あり【クーポンはこちら】 |